気功整体ナビ
自律神経を乱すストレスとおさらば!気功テクニック
気功法自律神経
- 職場、学校、家庭での人間関係
- 収入、家計、借金などの金銭問題
- 自分をはじめ、家族の健康や病気に関すること
- 将来や老後の不安
など、人によって異なる悩みや不安、心配ごと。
このような悩み、不安、心配ごとのことを、私たちは「ストレス」と呼んでいます。
現代日本は、世界でも有数のストレス大国として知られていますが、みなさんは「ストレス」とは、いったいどのようなものかご存知ですか。
ストレスとは?
ストレスとは、外側から何かしらの刺激が加わることによって生じる物質の歪み「ストレッサー」を表す物理学用語だったのですが、1936年にカナダの医学者・セリエ博士によって、「ストレス学説」が発表されたのをきっかけに、医学界でも「ストレス」という言葉が用いられるようになりました。
ストレス学説とは、ストレッサーが人間のカラダに与える影響は、脳下垂体前葉一副腎皮質の内分泌系によるものであり、警告反応期、抵抗期、疲憊期の3段階に分けられる。ストレスは、本来外界に対する適応の1種だが、人間は長い期間ストレッサーにさらされると、生体の抵抗性が失われ、病的な現象を生じるようになる。それは、ある種の心臓血管系、腎臓や関節などの疾患を引き起こし、多くの心身症の重要な原因のひとつであるというものです。
現在の医学界では、外側からの刺激によってココロやカラダに様々な反応が現れることを「ストレス反応」と呼び、その反応を生じさせる外部刺激のことを「ストレッサー」と呼んでおり、私たちが日常生活で使用している「ストレス」という言葉は、医学界で使われている2つのストレスの意味を含んだものになります。
ストレスによるココロとカラダへの影響について
私たちのカラダは、ストレスを感じると、
- 頭痛
- 胃腸のトラブル
- 自律神経の乱れ
- 感情の起伏が激しくなる
- 倦怠感、疲労感
- 過食、多量飲酒
など、ココロとカラダに様々な変化が現れるようになります。
さらに、ストレスによるココロとカラダへの影響が大きくなると、うつ病、高脂血症、糖尿病、高血圧、肥満症などの病気を発症しやすくなり、日常生活に支障をきたすようになります。
ストレスによる不調は、気功で予防&改善できる!
気功では、「心」「身体」「呼吸」を整える「三調節」を基本としています。
三調節とは、「調心」「調身」「調息」のことであり、これら3つの要素が整うことで、体内に良いエネルギーが入りやすくなると言われています。
なかでも、肺からエネルギーをたくさん吸収することができる身体を作ることができる「調息」には、自分の呼吸に意識を向けることで、乱れた呼吸を整え、ココロとカラダをリラックスさせる効果を期待することができるとされています。
また、呼吸の乱れが改善されることで、自律神経の乱れも徐々に改善されてゆくため、自律神経の乱れによる不調も同時に改善・緩和することができます。
気功によるストレスを和らげる方法
- ゆっくりと目を閉じて、おへその下3寸の位置に両手をそっと置きます。
- おなかを凹ませながら、ゆっくりと息を吸い込み、5秒間息を止めます。
- おなかを膨らませながら、ゆっくりと息を吐き出します。
- ②と③を9回繰り返し、自分の気持ちを整理しましょう。
- 気持ちが落ち着いてきたら、目をゆっくりと開けてください。
[Point]
・呼吸を行うときは、ゆっくり丁寧に繰り返すことが大切です。
・自分の気持ちを第三者の始点から見つめ直すことで、徐々に気持ちが落ち着いてきます。
まとめ
ストレスを溜め込んでしまうと、ココロとカラダに様々な不調が現れるようになり、日常生活に支障をきたすようになります。けれど、日常生活に気功を取り入れることで、ストレスによるココロとカラダの不調を予防、改善することができます。
いざなき気功・整体療術院では、ストレスによるココロとカラダの不調でお悩みの方、自律神経の乱れによる不調を抱えている方々から、たくさんのご相談をいただいています。ストレスについてお悩みの方は、ぜひ当院まで足をお運びください。
また、当院では、お近くに気功・整体療術院がなく、施術が受けられずお困りの方でも安心して気功が受けられるよう、遠隔気功も承っておりますので、遠方の方もお気軽にご相談ください。