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自律神経の不調と肝臓【内臓】機能低下の原因とは
自律神経
今回は、自律神経と内臓機能に密接な関係があることをお伝えしていくシリーズです。
その原因に迫ります。
- 不可解なあれっ、ナゼなんだろう?
- ナゼ疲れる?
- 背中がダル重い?
- 冷えを感じる?
- アレルギーがある?
こんなことはないでしょうか・・・
肝臓が悪いと聞くとお酒の飲みすぎを思い浮かべます。
しかし、飲酒しない人でも、次にあげるような事が肝臓機能低下の原因につながります。
肝臓に影響がある食べ物や食べすぎによる機能低下
食べすぎると余計な栄養の対応に追われるように肝臓がフル稼働となり、この現状が長い間継続していくと機能低下を起こし結果的に自律神経のバランスが崩れる原因となります。
また、食べる量 に限らず、負担をかける食べ物があります。
油物(てんぷらやお菓子など)、卵や乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、動物性肉類、小麦粉(パンや麺類など)、加工製品ではプロティン、いわゆる高タンパク・高脂肪な食品を吸収する事は、 別の栄養素を取り組むよりも肝臓には負担がかかるので、他の臓器にも過度な栄養素を処理するときは、分解や排出の処理が多くなり、それに伴い体の負担が大きくなる。
睡眠不足は自律神経不調と臓器負担の原因に
人間が機能するために必要なパワーは肝臓に蓄積され、状況に応じて活用される。
従って昼間稼動している時間が長ければ疲労がたまり、肝臓に負担がかかることになります。
更に、体の労働には色んな不要物質がカラダの中で作られ、血液に運ばれ老廃物を処理するのが肝臓になります。
人間は休息や睡眠により、免疫力を高め自律神経の安定、臓器のリセットをさせることになるのです。
また、自律神経の働きで肝臓や他の内臓は活動したり休憩したりするのですが、夜中心の日常生活、または夜勤仕事が大半だった場合、自律神経が崩れやすくなり、肝臓の機能にも影響があるのです。
運動不足は自律神経の不調に
運動不足により筋肉が動かない、それに伴い内臓の働きも悪くなると不必要な栄養の蓄積や放出を肝臓が担うことになります。
また筋肉量が落ちると、抹消からの血液の戻りが減退し、ドロドロ血となってしまいます。
このような血液になると必然的に肝臓に負担がかかるのです。
添加物の多い食品には気をつけましょう
科学的に作られたものは、臓器に負担となり、その解毒や排出をするのが肝臓です。
このことからも、肝臓機能に大きく関与することが分かります。
ストレスによる自律神経の不調と原因
社会生活での交流関係や家庭問題、自分が不健康なことを悩む、その他、精神面でストレスの原因になる状態はいくつも存在します。
自律神経はストレスを感じると交感神経が優位になり緊張状態となります。
反面、肝臓や臓器を機能させる神経は副交感神経であるから、必然的に自律神経(交感神経)が緊張すると体も緊張し、肝臓(臓器)は機能不全がおこります。
自律神経の緊張は数々の臓器の血液循環も軽減させるため、肝臓にも無駄に負担をかける原因となります。
このような事が続くことにより肝臓や他の臓器が負担となり、そうなるとまた自律神経が緊張することになり悪循環となってしまうのです。
薬の飲みすぎや体に合わない原因とは
薬は体を治す役目をしますが、悪くいうと科学物質です。
個々により違いますが、ある一定量を超えると解毒して排出する必要があります。
薬によっては自律神経を興奮状態にさせる薬もあり、肝臓に負担をかけ機能不全をおこしてしまいます。
私の臨床上では、心臓、血圧抑制薬や精神、自律神経を安定させる薬を飲み続けると体や肝臓に負担をかけることが分かってきました。
また、風邪薬であっても市販薬が原因で体に合わず何かしらアレルギー反応や体が疲れる方もいますので、薬を飲むのであれば医療機関で処方された薬を飲むほうが賢明です。
しかし、先にお伝えしたように科学物質ですから、本来は体内に入れるものではなく薬に頼らない身体つくりが必要でしょう。