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骨盤が歪むとはどういったこと?「骨盤の基本!」
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「女性の人はお産や月経で“リラキシン”とされるホルモンにより骨盤の靭帯が柔軟になるため、男性とは違って歪みやすく、いろんなストレスを受けやすいです。
出産後は半年ぐらいかけて元々の靭帯の安定性に戻ります。
当然ですが男性も、筋力後退や日頃の姿勢が影響を及ぼして骨盤の歪みは現れます。
“ちょっとした歪み”でもカラダにかかる作用は小さくはないでしょう。
「骨盤の歪み」は背骨周辺にストレスをかけるので腰痛ばかりか、肩コリや猫背などの原因にも。
男性や女性、ともかくとして、骨盤周囲の血の循環をよくするストレッチ体操、骨盤エクササイズ、姿勢修正など「可能なことからチャレンジする」のが大事なのです。
長時間座る方には、骨盤にかなりのストレスをかけ、立ち仕事や動く動作の多い方は、脚からのストレスで骨盤に影響があるといえるのです。
「骨盤のゆがみ」とよく聞きますが、本来は脚からお尻の筋肉のコリの不具合で左右のバランスが崩れていると言った方が正しいかも知れません。
また、腸や子宮、前立腺といった内臓の不具合でも骨盤の癖は生じてくるのです。
「骨盤のゆがみ」や「骨盤調整」という言葉は本来、医学的な言葉ではありません。
整体業界が一つの施術、施術コースとして言葉が広がり定着した単語になっています。
先でお伝えした、女性の生理時期や出産で「骨盤が広がる」というのはナンセンスと言えます。
出産後、「骨盤ベルトをしないと骨盤が広がる」というのも業界の商売サイクルに惑わされていると言っても過言ではありません。
生理学上では、日々カラダは変化していますので、筋肉が緩むと悪く感じることもありますが、また正常の状態にカラダはもどそうとするのです。
腰やお尻周辺に、異常を感じた時は周りの声やメディアに惑わされずに、自分のカラダの本来の原因は何なのかを、よく理解した専門家に相談した方が良いでしょう。