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マル秘!カラダ改造人間、食事改善法④「玄米の炊き方&食べ方編」!!
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玄米とは
玄米というのは、籾の中から籾殻を取り去ったもので、白米と比較してみてビタミンB1・B2・食物繊維などが豊富に含まれます。
ビタミンB1は疲れの改善、肩こりや浮腫などといった予防にも結果が期待できる。
B2はお肌の代謝活動を生き生きとしてくれる栄養成分です。
血のめぐりをよい状態にしてくれ、お肌の若返りが期待できます。
また、食物繊維は腸内の老廃物を除去してくれ、便秘改善においても有効。
玄米は炊き方が異なれば、全く異なった炊き上がりに変わります。
炊飯器、土鍋など様々な調理具がある中で、圧力鍋で炊くと、物凄くもちもちに炊き上がります。
よく噛む事によって玄米の甘さが口の中に出てきます。
ビタミンやミネラルが豊富に含まれた玄米を食して、カラダの内側から健康的になれるのです!
他にも、玄米元来の満足いく食感はじっくりと噛むことに繋がり、食べたという満足感を感じ取りやすい為、体重が気になる方は栄養価も含め、嬉しいスーパーフードなのです。
玄米の炊き方(圧力鍋)
今回は、圧力鍋のみの説明です。
ごく一般的な炊き方をご紹介します。
①玄米を洗う
玄米は白米のようにゴシゴシ洗う必要はありませんが、ホコリや石の混入、又は籾殻がまだ付いている物もありますので、何度か洗う前にお盆やトレーに広げてよく観察して選り分けましょう。
浸水(漬込み)を6時間以上した方が良いと本やネットに説明されていますが、これは「発芽玄米ご飯」のことです。
”浸水した方がもちもちになって美味しい”とありますが、間違いではないと思います、何を目的にしているかで変わります。
このことは後ほどご説明します。
浸水(発芽玄米)にしなくても圧力鍋なら、普通に洗って炊く玄米ご飯でも変わらず、もちもちで炊けます。
②塩と水の量
玄米を炊く時は、塩を入れてください。
塩を入れることで、軟らかくヌカ臭くなくなります。
また、玄米ご飯の味に深みがでてよりいっそう甘みが増します。
塩の分量はセオリー通りでしたら2合に対して小さじ1/2ですが、目分量でティースプーン1杯入れても辛みはほとんど感じません。
辛みを感じやすい方は、少なくしてください。
そのあたりは、料理の調味料の我が家の味加減と同じでいいと思います。
それと塩はミネラル分が多い良い塩を使うとより美味しくなります。
水加減は、セオリー通りなら”2割5分増し”の、2合に対して450㎖が目安です。
※発芽玄米の場合は、“1割増し”の2合に対して400㎖になります。
しかし、圧力鍋のメーカーによっても水加減は変わります、また湿度変化によっても炊き上がりの硬さが微妙に変わります。
湿度の高い日は、水は少し少な目に、湿度の低い日は、少し気持ち多目になります。
また、玄米の新米と古米でも水分量がけっこう変わります。
新米の場合は、水加減少し少な目です。
浸水した、「発芽玄米」は水を吸っていますので、かなり少なくなりますよ。
この辺りは、何度か炊いて失敗しながら経験値で分かってくると思います。
ここが美味しく炊くポイント!
”料理は愛情”とよく言いますが、特に玄米ほど顕著にでます。
炊く前にかき混ぜながら「美味しくなれ」って念じると全然違いますよ。
玄米は、生きていますので、だまされたと思ってやってみてください。
草木に話しかけながら育てるとよく育つのと同じです。
いわゆる「氣」を入れるのと同じですね。
もう一つ美味しくするのは、豆を入れるとタンパク質をプラスして美味しさアップ。
いろんな豆を試しましたが、小豆や黒豆、トラ豆がおススメです。
炊き上がりが豆の色に染まるので見た目も美味しさアップ。
豆の量と水加減は、1合の玄米に対してカレースプーン2杯を入れても通常の玄米を炊く水の量と同じで変わらず炊けます。
豆を少なくしても水の分量は同じです。
お好みでどうぞ!
ここは意外ですよね。。。
③玄米を炊く
圧力鍋に設定があるものは、高圧にして”強火”の火で炊いていきます。
圧力がかかったら弱火にしてください。
15分~20分ぐらい炊きます。
ここは圧力鍋メーカーやガス、IH(電磁調理器)によっても変わりますので一度炊いてみて自分の感覚を掴んでみてください。
そこから火止め、又はOFFにして10分ぐらい蒸らしてください。
圧力が抜けたら完成です。
”圧力鍋だと毎回忙しくて面倒”という方は、”電気圧力鍋”をおススメします。
炊飯器と同じように水加減もメモリがあるし、スイッチをオスだけで炊けますので便利です。
最近、電気圧力鍋を作るメーカーが増えたので良いことですが、しっかり圧力がかかる物を選ばないと普通の炊飯器と同じになってしまいます。
炊飯器でも圧力がかかる物もあるようですが、高額の物もあるのでお金に余裕のある方は、チャレンジしてみてください。
私は、何年もモデルチェンジを重ね研究されたパナソニック製の電気圧力鍋を使っています。
こちらは、2万円前後で買えると思いますので良かったらお試しください。
通常の圧力鍋と変わらず美味しく炊けますよ。
※私が使っている一つ前のモデル(パナソニック)
※現行の最新モデル(パナソニック)
④保存方法
すぐにお召し上がりの方は、毎回炊くのも良しです。
多めに炊いて保存される方は、1膳用の保存容器に小分けして入れて冷蔵庫で1週間は持ちますよ。
それ以上保存を考える方は、冷凍庫で保存してください。
ここがポイント!
白いご飯も保存容器で冷蔵庫で保存される方がいらっしゃいますが、やりがちなのが余熱を取ってから冷蔵する方が多いと思います。
このようにしてしまうと次回、温めて食べる際、水分が飛んでしまっているのでパサパサになってしまいます。
冷蔵、冷凍する際は、鍋からすぐに容器に入れて温かいうちに蓋をして保存してください。
冷蔵した後や冷凍後の解凍ですが、本来は蒸し直しが再度ふっくら食べられると思いますが、面倒だという方は、電子レンジでもいいと思います。
電子レンジは素材の分子を壊してしまうと気にされる方は、蒸し直してくださいね。
このことも、被害妄想的になっている方がいるかも知れませんが、いろいろ研究実験してきましたが、健康上まったく関係ございません。
このことも、エビデンス(根拠)がないのです。
⑤玄米を食べる
カラダの中の有害物質が体の外に排出されるする際に、一緒になくなるのがカルシウム。
そういう理由でカルシウムが豊富なゴマを玄米ご飯にかけて食べるとつり合いが取れてベストです。
加えて玄米に入っている食物繊維とフィチン酸というものはカルシウム吸収を少なくするので、玄米ご飯のみを食べるとミネラルが足りない状況になることも。
黒ゴマの中には坑酸化効果の良いアントシアニン(ポリフェノール)が含有されていてオイル分が多くないので食事に適し、しかも香りも良いので食欲がそそります。
すりゴマにするとカルシウムの吸収が良くなるので是非お試しください。
玄米ご飯と発芽玄米ご飯
冒頭でお伝えしたこの玄米と発芽玄米の違いですが、玄米ご飯は、この記事の炊き方でお伝えした洗ってすぐに炊くのが”玄米ご飯”。
6時間以上浸水して発芽させるのが”発芽玄米ご飯”なのです。
どちらも圧力鍋で炊くともちもちになりますよ!
研究機関のエビデンス(根拠)からは発芽玄米の方が玄米の持つ全ての栄養価が上がるデータは確かのようです。
しかし、デトックス効果を考えると玄米ご飯の方が優れていると他の研究機関や私自身が研究実験をしてきましたが同じことが言えます。
ダイエットやデトックスを考えたい方は、玄米ご飯を、胃腸に優しく、栄養価を考える方は発芽玄米ご飯にすると良いと思います。
発芽玄米を炊くときは、浸水をするのですが40℃前後のお湯をひたひたにして6時間以上漬け置きをしてください。
そうすることで、玄米の目が出やすくなります。
春、秋、冬はこの「常温水発芽法」で大丈夫ですが、夏は気温が高く発酵しやすいので、冷蔵庫に入れて「低温水発芽法」が好ましいと思います。
発芽させた時の水は、不純物がでますので新しい水に変えてください。
因みに稲を育てる際は、温度を一定にした「恒温水発芽法」で発芽させます。
玄米の真実
玄米の炊き方に対して、本やネットではありきたりのレシピしか説明していないものが多のが現状です。
また、玄米だけではありませんが、情報の一部を切り取り”ここが良い、ここが悪い”といった人の偏った思考が間違った情報の拡散となっています。
それを信じた人がまた、偏った情報を拡散し、それが真実のようになってしまっている今の社会が残念です。
それに加えて、権威のある人物の本やネット記事を切り取り情報を拡散しているのも同じことです。
前回の記事でもお伝えしましたが、農薬やカドミウム、ヒ素といった化学物質に対しても一部を切り取り広まった情報です。
また”フィチン酸”の少し気になるところを紹介しましたが、フィチン酸はデトックス効果が高いと言われています。
研究機関によるフィチン酸の効果
- フィチン酸に影響を受けて、様々なカラダの内側の有害物質等の排泄を促します
- たくさんの食物繊維が元となる腸内宿便の排泄を促します(便秘改善)
- フィチン酸が元となる、取り入れた過剰な糖分の排泄を促します
- 農薬だけではなく化学肥料・食品防腐剤というような化学物質、水銀や鉛といった有害重金属の排泄での抗酸化効果(デトックス効果とガン細胞の出現および増加の抑制効果)
- カルシウム分の放出(腎臓結石の予防軽減)
- 吸収されるより前の糖分の放出(高血糖値の回復、肥満の予防)
- コレステロール数値の回復
- 肝臓に対する中性脂肪の蓄積を防止する(脂肪肝の軽減、肝作用の回復)
- 精神状態の最適化を促す(鬱やパニック障害の克服)
- 血液をサラサラに変える(血液循環活性、動脈硬化に対する緩和効果)
- 美肌の働きや脱毛の改善(活き活きとした髪への変化)
- カラダの中にある放射能の放出を促す
このことから、化学物質はなんら気にすることはないとお伝えしたい。
一つ私から研究機関にお願いしたいのは、玄米の栄養素や化学物質に対する動物実験は探し出せましたが、人に対する実験があまり見かけない気がします。
含まれる栄養素や化学物質の数値から、食した後の便や尿から差し引いた値のデータ分析を数百人単位でして頂きたいと思うのです。
そうすることで、机の上でのデータ以上に確かなエビデンス(根拠)が導き出せると思うのです。
もし、そういうデータの内容があるようでしたら私の勉強不足ですので、お教え頂ければ嬉しく思います。
最後に玄米食の内容で連載してきましたが、健康の原典は、正に”食事は薬にもなり、毒にもなりうる”ことをもう一度お伝えしたい。