年配になると膝痛は誰しもおこりうる原因を説明

膝痛は・まるまるが原因だった

父親と子供二人で団らん

 

変形性膝関節症や股関節症の症状は原因もさまざま。

 

膝関節あるいは股関節の痛みを主とする病気です。

 

どちらの症状も進行してしまうと手術を必要とする病気です。

 

 

関節の変形が原因で起こる変形性膝関節症

 

膝関節にある関節軟骨部分が変形や摩擦を起こすことで関節が破壊され、膝痛の原因となります。

 

 

歩くときは必ず使う膝

 

痛みが繰り返されれば日常生活破綻の原因にもなります。

 

けがなどが原因で関節の軟骨が磨り減ったり、骨の変形が生じたりする病気です。

 

軟骨が磨り減ると、関節の曲げ伸ばしに支障があり、微細な炎症が、小さな骨折や骨の硬化などの原因で異常が起こります。

 

このような骨の不具合を回復する働きの過剰が原因で軟骨の下の骨が硬くなると、骨棘という突起が出て変形します。

 

これらの原因を放置していると、関節の動きが悪くなり、さらに痛みがひどくなります。

 

原因のはっきりしないものが1次性関節症で、けがや病気などが原因で痛みが起こるのが2次性股関節症です。

 

 

1次性変形性膝関節症の原因

 

これは原因が不明の変形性関節症で、年齢あるいは肥満などいろいろな原因が重なって発病すると考えられます。

 

 

変形が伴う膝痛の原因(2次性)

 

こちらの原因は、けがや病気が原因でおこる変形性関節症になります。

 

主な原因としては骨折や脱臼、半月板の破損や十字じん帯損傷による外傷によるもの。

 

化膿が伴う関節炎や痛風の関節変形、炎症などが原因で膝痛になるものなどに分かれます。

 

肥満の人や女性によくみられる病気で、膝痛を放置しておくと年齢とともにひどくなります。

 

膝痛や股関節でお悩みの方は多いのですが、原因に関して予備知識がないまま、治療を先延ばしにする場合も多いことでしょう。

 

 

変形性膝関節症の検査

 

膝痛の原因を調べるため、診断は歩行の状態や膝の変形、痛みや腫れの部位、動きなどの診察。

 

X線検査では外見でわからない痛みの原因を調べます。

 

厳密化のためには、血液検査を行うこともあります。

 

膝が腫れて関節水腫が溜まっている場合は、関節水腫を注射器で抜いてその液を検査し原因を調べることがあります。

 

更なる原因を調べるには、関節内遊離体や半月板損傷、ベーカー嚢腫が疑われた場合にはMRIやCT検査に移行します。

 

 

治療の方法

 

膝痛の治療方法には保存的治療と関節注射、手術の3つの方法があります。

 

膝痛の原因や程度によって適切な治療方法がとられます。

 

 

1.保存的治療

 

保存的治療は膝痛に対して安静にするためのものです。

 

正座や長時間の歩行、階段の昇降など痛みの原因になりそうな動作を控えること。

 

杖などを使って膝痛の負担を軽くすること。

 

肥満が原因の膝痛には減量が有効です。

 

膝痛の薬物療法としては、消炎鎮痛剤を服用する、塗り薬、湿布、塗り薬の外用剤、ヒアルロン酸の注入があります。

 

理学療法としては、温熱療法、運動療法があります。

 

太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の筋力強化は、膝痛対策に効果的な対策です。

 

膝痛軽減後は自転車、水泳など膝への負担の少ない運動も効果的です。

 

足底装具や不安定な膝を安定させる支柱入り膝サポーターなど装具療法も膝痛に効果的です。

 

 

2.関節注射

 

膝痛の原因が膝関節に関節水腫が溜まってきた場合には、注射器で関節水腫を除去します。

 

膝痛が続く場合、ヒアルロン酸の注射が効果を発揮することもあります。

 

あるいは、膝痛や炎症を和らげるため、ステロイド薬や局所麻酔薬の注射を打つ場合もあります。

 

 

3.外科的治療

 

保存的治療で膝痛治癒の効果が出ないとき適応されます。

 

膝にサポーターを巻いた脚

 

・関節鏡視科下手術

 

関節鏡を用いる手術が増加していますが、この手術は、膝のお皿の傍らに1cm以下の傷口を2つ開け、カメラと手術道具を膝関節内部に挿入する方法です。

 

手術時間は約15〜20分程度で、麻酔時間を含めても約1時間程度で終了するので、日帰り手術も可能です。

 

 

・骨切り術

 

膝痛の原因だった変形した骨を切ることにより、矯正して荷重を分散させて、安定性を増加させ膝痛を軽減します。

 

 

・人工関節置換術

 

人工関節の材質やデザインの進歩によって手術後の膝痛の治癒は飛躍的に向上しています。

 

膝痛が進行し、著しく劣化した関節の変形が原因で日常生活に支障がある場合に適用されます。

 

手術の時期は膝痛の程度と日常生活の不便さを考慮します。

 

 

変形性膝関節症の症状・診断・治療・手術・手術費用(具体例)

 

ここからは実際に膝痛が原因で長年苦しんだ患者さんの事例を挙げて説明します。

 

「65歳の女性、田中さん(仮名)」の膝痛のケースと、その体験を加工して記載してあります。

 

田中さんの場合は両側の膝痛が原因で入院、両側の変形による膝関節症に進行していたのです。

 

15年来の膝痛を乗り越えた田中さんの闘病体験を症状や診断、治療、手術、手術費用など、時系列で紹介しています。

 

変形性膝関節症の症状

 

50歳のころから、田中さんは右側の膝痛があり右膝関節炎になっていたのです。

 

55歳で左側も膝痛が生じ左膝関節炎と診断されました。

 

2010年7月に膝痛治療で通っていた整形外科クリニックから大学病院に紹介を受けました。

 

 

変形性膝関節症の診断

 

放射線被爆量も少ない単純X線写真は、費用もわずかで膝痛の原因を診断できます。

 

初診で撮影も終了し当日説明も受けられるので整形外科では必ず施行します。

 

両方の膝痛は関節の破壊がかなり進行していことが原因で手術が必要と診断されました。

 

 

変形性膝関節症の治療・リハビリ

 

・鎮痛薬で非ステロイド消炎鎮痛薬のボルタレンとロキソニンなど

 

ボルタレンは、1日3回食後に服用で(1錠15.3円)。

 

副作用は胃部不快感のほか、むくみ、吹き出物、ショックなど(詳しくは医療機関に相談)。

 

ロキソニンは、1日3回食後に服用で(1錠22.3円)。

 

ボルスタンと同様の副作用。

 

どちらの薬ともに膝痛とは無関係の胃潰瘍合併の原因なるので注意が必要です。

 

抗潰瘍薬、胃薬など一緒に処方されます。

 

5年以上の長期の服用で腎機能低下など副作用の原因にもなりますので、医師と十分な相談が必要です。

 

長期の投与が原因で、血液透析が必要となる場合もありますので、投与継続の判断は医師との相談を受けたうえで行ってください。

 

数カ月の鎮痛薬服薬が原因で腎機能低下や胃腸症状が高率に発生します。

 

膝痛の急性期が落ち着いてきた時には主治医の指示を受け、減量あるいは休薬の考慮が必要です。

 

 

・非手術治療

 

手術を受けない治療として、膝痛軽減のために減量し正座をしない、杖を使う、歩行距離の制限、筋力の増強などがあります。

 

 

・注射療法

 

膝関節内へのヒアルロン酸注射は膝痛を抑える効果があります。

 

注射薬としてアルツ使用。

 

1週間に1回投与。

 

5回で保険適用です。

 

膝痛への有効性は66%ですが、局所の痛みや腫れ、関節水腫により副作用の原因にもなります。

 

人体の成分を補給するのが基本の薬剤とされていて、副作用はほとんど少ないといわれます。

 

階段を上がる老人が膝の傷みを感じる

 

・手術療法

 

両側関節の破壊が進行していた田中さんは両側人工関節置換術をすることになりました。

 

手術の際に自分の血の輸血が必要なので、手術の前に800mlの血を採取し、医療機関に保存。

 

全身麻酔をしたうえで、3時間弱の両側膝関節の手術を受け、手術後すぐに歩行器を使用しながら歩けるようになりました。

 

その後は段階的に、基本の歩行から階段歩行、筋力増強のリハビリ訓練をうけました。

 

リハビリを日々こなし退院となりました。

 

入院期間は合計25日間でした。

 

治療に要した費用は手術・入院費を含め50万円。

 

高額医療に該当するため2ヵ月後に健保から40万円が戻ってきました。

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